パスポートとビザ(査証)の違いをご存知でしょうか?
いきなりですが、お恥ずかしながら私は、行政書士試験に合格後もパスポートとビザの違いがイマイチよ〜く分からなかったのです。(^^;)
私がこれまでの人生の中で、海外旅行に行ったのは、ハワイ、韓国、台湾、中国の4か国ですし、パスポートは2回作りましたが、ビザ(査証)なんて作ったことないし、なんだそりゃ?という感じだったんです。
でも、日本のパスポートは、世界最強と云われるほど、ビザ(査証)なしで180か国も渡航可能なモノなのです。
海外旅行をすると、「日本のパスポートは高く売れるから絶対に盗まれたり、落としたりしないように!」と、旅行会社の添乗員の方が言っていたことが理解できますよね?
裏を返せば日本人は世界の国から品行方正・善意無過失な国民と見られていて、犯罪目的で渡航したり、渡航先で犯罪を起こしたことがほとんどない国民だとも言えるのではないでしょうか?
他国のオリンピックの会場で、ゴミ掃除を自らする国民なんて、日本人ぐらいでしょう?
なので、我々日本人が外国に行くときはビザ(査証)なしで行ける国が180もあるんです。
ところが、外国人が日本に渡航するときは事情が違うんです。
外国人が日本に来ると、お金と商品が入った自動販売機が無数に屋外にあることに驚くのだそうです。
治安の悪い外国では、すぐに壊されて金品を略奪されて当然!みたいな発想がありますが、我々日本人からすれば、自販機の中の小銭や商品なんか略奪する様なバカらしいことをする人はいない!と思っています。
その昔揶揄されましたが、「日本人は安全と水はただだと思っている!」みたいなところが今でも無きにしも非ずです。^^;
話が逸脱しましたが、日本人にとってビザ(査証)はいらないことが多いために、以前の私みたいに「何だそりゃ?!」であっても、不思議ではないのです。
パスポートとビザ(査証)の違い
パスポートはそれぞれの国が、外国に行く人に国籍や身分を証明するために政府が発行するものです。
ビザ(査証)は、外国の人が自国にやってくる際に入国を許可する種に発行する「入国許可証」みたいなものなのです。
ビザ(査証)は、行く国の各国大使館や領事館で発行されます。
日本では、外務省が発行します。
⇒外務省海外渡航・滞在 ビザ・日本滞在
ビザ(査証)のハックを申請するためにはパスポートが必要となり、パスポートにスタンプを押されたり、シールを貼り付けられたりすることで発行されます。
重要なのは、ビザ(査証)が目的によって異なること確認せねばなりません。
・観光目的??
・就労目的??
・留学目的??
もっともっと、細かく細分化されていますが、ここで細かく説明すると、混乱するかもしれませんので、ビザ(査証)は行く国の外務省が発行する「入国許可証」みたいなものとだけ、しっかり覚えておきましょう!